右胸を押すと痛い…もしかしたら胆石症かも? 胆石症の症状・原因・治療法
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右胸を押すと痛い…もしかしたら胆石症かも? 胆石症の症状・原因・治療法

女性は男性の2倍胆石を持っていると言われています。右胸を押すと痛いのは、もしかすると胆石症なのかもしれません。70代の1~2割の人が持っている胆石は、ほとんどの人が無症状で、検診などで発見されることが多いようです。胆石症はなぜ起こるのかということや、治療法について詳しくみていきましょう。

女性に多い病気【胆石症】について教えて!

胆石症は女性に多い

右胸を押すと痛い、背中の右側の部分が痛い、もしかするとそれは胆石症かもしれません、胆石症の症状や原因、治療法について詳しくみていきましょう。

胆石症はコレステロール系の結石で、昔よりも脂っこい食事が増えたせいで、近年増加している病気です。女性は男性の2倍もの確率で掛かり、40代から50代で4パーセント程度、70代にもなると10~20パーセントの方が胆石を持っていることになります。胆石症は、肥満の女性は特に注意したい病気です。

胆石症の症状とは?

胆石症の症状は、右胸を押すと痛みがあったり、右肩や背中の右側に痛みが生じる病気です。また、脂っこいものを食べた後に痛みが出たり、吐き気や発熱が生じる場合もあります。

ただ、胆石の症状が出る人は1~3パーセント程度で、ほとんどが無症状の方が多い病気です。

胆石症にどうしてなるの?

胆汁の中のコレステロールは、胆汁酸によって溶かされるため、コレステロールの量が増えることはないのですが、コレステロールの高い食べ物を食べ続けていると、胆汁酸がコレステロールを分解しきれなくなり、結晶化して石となってしまい、胆石症を引き起こします。

また、胆石症は栄養状態が悪すぎてもなる病気です。低栄養であったり、低タンパク質となると、胆汁成分の1つであるビリルビンという成分が、カルシウムと結びついてしまい、ビリルビンカルシウムという結晶をつくってしまいます。この低栄養の胆石症は、昔の日本人に多く、今はコレステロール過多での胆石症が増加傾向にあります。

胆石症はどのように治療するの?

胆石症の治療は内科的治療と外科的治療

胆石症の治療は、内科的治療と外科的治療の2種類があります。内科的治療では、胆石を溶かして治療する方法で、外科的治療は胆嚢をとる手術の治療です。

胆石を溶かす治療は、効果が出る人と出ない人の差があります。また、効果がある人の中でも、完全に胆石が解けてしまうのは18%ほどの人で、そのうち再発をする割合が、3年で4割近くと高めです。よって、溶かす治療をする場合は、薬をずっと飲み続ける必要があると言われています。
また、内科的治療には、体外衝撃波を使っての治療法もあります。こちらの場合は、完全に胆石が消えてしまうのが55%程度、再発は5年で4割の確率で起こります。

手術での治療は、胆石ができる部分を排除してしまうため、再発の心配がありません。胆石手術は、腹腔鏡を使っての手術ができます。腹腔鏡手術は、入院日数が少なくすむというメリットがあります。ただ、腹腔鏡の手術は、視野が狭くなるため、脂肪が多すぎる方には向いていません。

胆石症はどのように予防する?

胆石に良い魚介類

胆石ができてしまうのは、脂肪分とコレステロール分が多い食事をしているからです。よって、胆石症の予防をするためには、コレステロール値の高い肉を控えることが大切です。

また、魚介類に含まれているタウリンは、できてしまっている胆石を大きくならないように防いでくれます。よって、魚介類を3度の食事に多く取り入れるようにしましょう。

さらに、ビタミンCとビタミンEは、胆汁酸を増やしてくれるため、野菜や果物から取り入れるようにしましょう。

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