胸のしこりや痛みは乳腺炎? 痛みと発熱が伴う乳腺炎の症状・原因・治療法
97views

胸のしこりや痛みは乳腺炎? 痛みと発熱が伴う乳腺炎の症状・原因・治療法

胸のしこりや痛みがあるという方、授乳中の妊婦さんであれば、乳腺炎の可能性があります。ある調査で、2,000人近くの妊婦さんにアンケートをとった結果、乳腺炎は4人に1人の妊婦さんがなっているとか。痛みやしこりと伴に、高熱が出て苦しい乳腺炎の詳しい症状や原因、治療法についてご紹介しましょう。

胸のしこりや痛みがある乳腺炎ってどんなもの?

発熱や胸にしこりが出るのが乳腺炎

発熱と共に、胸のしこりや痛みが出る乳腺炎。掛かった妊婦さんは、授乳を中断せざるを得ません。つらい乳腺炎の症状や原因、治療法についてご紹介しましょう。

 

乳腺炎の症状は?

乳腺炎は、乳腺に炎症が起こる疾患です。乳腺炎になると、胸全体が赤く腫れ上がり、しこりができたり痛みを伴ったりします。高熱がでることも多くあり、乳腺の痛みと腫れ、高熱が重なり、慣れない育児疲れもあって、妊婦さんにとってはとてもつらい疾患です。

 

どうして乳腺炎になるの?

乳腺炎は2,000人の妊婦さんを対象としたあるアンケートで、4人に1人の妊婦さんが経験しているようです。つまり、乳腺炎になる妊婦さんも、ならない妊婦さんもいるということ。では、乳腺炎になる妊婦さんは、何が原因でなるのでしょうか?

乳腺炎には2つのタイプがあって、母乳が乳房にたまっておこる、急性うっ滞性乳腺炎と、細菌感染が原因となっている急性化膿性乳腺炎があります。前者のうっ滞性乳腺炎は、初産の妊婦さんに多く見られる疾患です。初めての出産で母乳の通り道がまだできておらず、乳管が開いていないために母乳が乳房の中に溜まることによって起こります。また、乳管が開いていたとしても、赤ちゃんが上手に母乳を飲んでくれないような場合も、生産された母乳が溜まってしまうため、乳房が晴れてしこりや痛みができてしまいます。

後者の急性化膿性乳腺炎は、乳頭に傷口ができ、その部分から細菌が侵入して、炎症を起こしてしまう乳腺炎のことです。赤ちゃんが上手に乳首を咥えることができずに傷ができてしまうことがあり、赤くはれて強い痛みを生じます。

 

乳腺炎の治療法

乳腺炎では脱水症状にも気を付ける

乳腺炎になると、胸が腫れて痛いので、授乳をするのがとてもつらくなります。ただ、乳腺炎のつらい症状を早く緩和したいのであれば、授乳を続けて行うことが治すための近道となります。授乳のリズムを崩さずに、しっかりと睡眠をとり、熱がある場合は脱水症状にならないための、水分補給が大切となります。
ただ、水分をとる場合、牛乳や炭酸ジュース、果汁100%のジュースは、乳腺炎の症状を悪化させるため、水やカロリーオフのスポーツドリンクを飲むようにしましょう。

乳腺炎になったときに、乳房に炎症がある場合は、冷やして対処します。炎症がない場合は温めるようにしましょう。

炎症があるときに、温めてしまうと症状が悪化してしまうため、まずはアイスノンや氷嚢で冷やすようにしましょう。ひどい乳腺炎の場合は、冷やすことが大切です。

 

乳腺炎をマッサージで治療

乳腺炎になったときには、かかりつけの母乳外来を探して、マッサージをしてもらうことで症状が軽くなる場合があります。乳腺炎マッサージについてご紹介しましょう。

 

マッサージは自己流でも大丈夫?

マッサージは母乳外来で

乳腺炎になると、胸が腫れてかなり痛いため、自分でマッサージをすることは不可能に近いです。痛みに耐えながらマッサージをするよりも、母乳外来を受診して、専門医に診てもらう方が良いでしょう。

おっぱいの基底部をマッサージすることで、血行を促進してくれます。また、マッサージによって母乳が搾乳されるため、おっぱいの中にたまっている母乳が排出され、乳質をよくしてくれるというメリットもあります。

PR