リンパ節が腫れる原因によって異なるリンパ節炎の治療法 リンパ節炎の症状・原因・治療法について教えて!
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リンパ節が腫れる原因によって異なるリンパ節炎の治療法 リンパ節炎の症状・原因・治療法について教えて!

身体の色々な場所に存在するリンパ節。リンパ節が腫れると、痛みを引き起こすこともあります。リンパ節炎の治療はどの部分のリンパが炎症を起こしたかということや、リンパ節が炎症を起こす原因によって異なります。リンパ節炎の症状や原因、治療法について詳しくご紹介しましょう。

リンパ節炎とはどんな病気?

リンパ節炎は特に首や脇などに多い

リンパ節が腫れて炎症を起こしてしまうリンパ節炎。リンパ節は体の様々な場所にあります。リンパ節炎になると、どのような症状が現れるのか、リンパ節炎の症状からみていきましょう。

リンパ節炎の症状

リンパ節は身体の色々な場所にあるのですが、リンパ節炎になると、特に首や脇、鼠径部が腫れることが多いです。また、リンパ節の腫れに伴って、熱が出たり、鼻水、喉の腫れなど風邪のような症状が出ることもあります。

リンパ節炎の発症の頃は、なんだか首に違和感があるなという感じなのですが、次第に腫れていき、痛みを伴うこともあります。

リンパ節炎になる原因【細菌・ウイルス】

リンパ節炎になる原因はウイルスや細菌です

リンパ節炎が起こる原因は、主に細菌感染です。細菌が身体に入ってくると、リンパ球が敵に対抗しようと数を増やして攻撃をします。リンパ球の数が増えることで、リンパ節が膨らみ炎症となって現れます。

リンパ節炎の原因は、細菌以外にもウイルスが考えられます。ウイルスの種類は様々で、エプスタイン・バール・ウイルスやサイトメガロウイルス、麻疹ウイルスなどがあります。エプスタイン・バール・ウイルスは、唾液で感染するのですが、成人した大人はすべて感染しており、抗体を持っています。体調が悪くなるとリンパ節がはれたり、喉がいたくなったりという症状があらわれてきます。

リンパ節炎になる原因で特殊なものが、他の病気に掛かっているときの症状として出てくるものです。結核や川崎病、トキソプラズマなどがあります。また、原因がわからない症状壊死性のリンパ節炎もあります。

リンパ節炎の治療法

リンパ節炎の治療法は、なぜ炎症を起こしているかによって異なります。細菌性の場合は、抗生物質を使って治療を行います。ウイルス性の場合は、抗生物質の効果は期待できず、特別な治療法がないのが現状です。ウイルス性は発熱が起こることがあるため、安静にしていることが大切です。壊死性のリンパ節炎は、自然に治ります。

リンパ節炎を起こすと膿がたまる膿瘍ができることがあります。この膿瘍を取り除くことでリンパ節の腫れが引き、症状が治まることが多いです。取り除くときには麻酔をして切開をして行います。
リンパ節炎の症状、原因、治療法をご紹介しました。最後に、20代から30代の女性に多い組織球性壊死性リンパ節炎(菊池病)について、リンパ節炎の治療・原因・症状を詳しくご紹介します。

女性に多い組織球性壊死性リンパ節炎(菊池病)とは?

組織球性壊死性リンパ節炎は若い女性が罹りやすいです

頸部リンパ節肥大のある組織球性壊死性リンパ節炎

組織球性壊死性リンパ節炎は、20代から30代の女性がよく掛かるリンパ節炎です。症状・原因・治療法をご紹介します。

【症状】

扁桃腺が肥大する上気道の症状があらわれ、それと伴に皮下リンパ節が肥大します。組織球性壊死性リンパ節炎は、発病してから1、2か月程度で治り、予後は良好な病気です。

【原因】

トキソプラズマやエルシニア、ヒト・ヘルペスウイルスなどが引き金となって、組織球性壊死性リンパ節炎になると考えられています。

【治療法】

特別な治療はなく、対症療法を中心として行います。抗ウイルス剤が使われることがありますが、ほとんど効果がありません。安静にしていても症状が良くならない場合は、ステロイド剤を使うことで症状が緩和することもあるようです。

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