女性に多いバセドウ病の症状の特徴とその辛さとは?
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女性に多いバセドウ病の症状の特徴とその辛さとは?

バセドウ病の症状はだるさや微熱、体重の増減など全身症状の他、目が突き出る、皮膚が黒くなるなどの部分的な症状があります。また、月経異常や自律神経の異常も多く、安静にしていても息切れや動悸などの症状が出たり、血圧が大きく変動するために見た目以上に辛い思いをしていることも少なくありません。

バセドウ病の症状は主に8つ

バセドウ病は甲状腺ホルモンの分泌が過剰に行われてしまうという病気です。

男性より、女性に多い病気で、原因は自己免疫疾患の一つとされており、厳密にはわかっていません。多くの特徴的な症状がありますが、それら全てが出るわけではないと言われています。

具体的はどのような症状があるのでしょうか?

【1】全身におよぶ辛い症状

全身におよぶ辛い症状

バセドウ病は全身に症状があるため、軽度な症状であっても生活に支障のでる病気です。とくに、だるさや疲れやすさは個人の主観であるために、周囲から理解されないことも多くあります。

また、甲状腺ホルモンが多く出るために脈拍が増え、体温が上昇します。そのために体重が過度に減ったり、あるいは食欲が増加して体重が短期間で増えることがあります。

【2】病気が治っても残る眼球突出

病気が治っても残る眼球突出

バセドウ病の特徴的な症状として、顔つきがきつくなったり、眼球が出る(眼球突出)という症状があります。

ただし、この症状は個人差が大きく、全員に出るものではないと言われています。眼球突出が起こった場合、バセドウ病が改善、寛解しても、眼球突出が改善するこはないと言われています。

【3】皮膚が黒くなる

皮膚が黒くなる

バセドウ病では皮膚に発汗、かゆみなどの不快感の他、ホルモンバランスの異常のためか皮膚が硬くなったり黒くなることがあります。症状の緩和に伴って改善するものもありますが、病気が治っても皮膚の黒さはそのままになることが多いようです。

【4】自律神経の異常

自律神経の異常

甲状腺ホルモンなどのホルモンバランスと自律神経は密接に関わっています。

そのため、甲状腺ホルモンが異常に分泌される結果、自律神経も乱れやすくなります。主に交感神経が活発になり、発汗や睡眠時間の短縮、血圧上昇、イライラなどを引き起こしますが、ふとしたときに副交感神経が働き、強いだるさや血圧低下などを起こすこともあります。

【5】月経異常

月経異常

甲状腺ホルモンはまた、女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。

そのため、バセドウ病の女性は月経不順や無月経など月経の周期や出血量が安定しないことがよくあります。バセドウ病であることが原因で不妊になることもありますが、一方で妊娠は母体にも赤ちゃんにもリスクが高くなります。

【6】血液循環の不安定

血液循環の不安定

バセドウ病では動悸、息切れ、頻脈など心臓に強い負荷がかかることがあります。一方で、むくみが起こることもあり、心臓や腎臓などがバランスよく動いていない状態が続くこともあります。

このため健康な人であれば、とくに負担に感じない運動量でもバセドウ病の人にとっては強い運動負荷に感じることがありますが、周囲からは循環器の変動による体調不良はわからないことも多いようです。

【7】筋肉や骨の弱り

筋肉や骨の弱り

心肺機能がそれほど活発でありながら、筋力や骨の密度は徐々に低下していきます。これは運動量の低下と甲状腺ホルモンの分泌によって代謝異常が起こるためです。食事内容に気をつけても筋力と骨の弱りを避けることは難しいことです。

【8】消化器の活発化

消化器の活発化

バセドウ病になると、食欲が増加することがありますが、それ以上に消化器のぜんどう運動が活発になり、通常よりも早いサイクルで排泄が行われます。

排便回数も多くなり、このために、たくさん食べても栄養が十分に摂取させれないうちに排便されます。このような症状が続くことで食べても食べても体重が減少します。

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