こんな症状が出たら注意を!糖尿病の初期症状について
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こんな症状が出たら注意を!糖尿病の初期症状について

糖尿病というと「単なる成人病」と甘く見ている人も多いかもしれませんが、放置すれば命にかかわる合併症を引き起こす可能性のある危険な病気なのです。合併症にならないためには早期に治療を始めるのがベストで、そのためには糖尿病の初期症状について知る必要があります。ここではその主な症状について説明します。

糖尿病の初期症状を知っておきたい!

糖尿病には神経障害や網膜症、腎症などいろいろな合併症があり、場合によっては命にかかわりかねない怖い病気です。合併症にならないためには、糖尿病の初期症状を知っておくことが肝要です。

では、糖尿病の初期症状とはどういうものなのでしょうか。

糖尿病の初期症状を知っておきたい!

尿量が増えて喉が渇く

糖尿病になると血糖値が上がり、結果として体の浸透圧が上がります。

体にとっては異常なことですから、なんとか正常な状態にするために浸透圧を下げようとします。血液中の過剰な糖分を排出するために尿の量を増やすこともその働きのひとつで、病名の由来である尿内の糖分増加はこうして引き起こされるのです。

尿量が増えて喉が渇く

もちろん尿を大量に排出するわけですから、その尿のもとになる水分も大量に体外に出てしまうことになります。その結果、体の浸透圧が上がっていることも手伝って、必要以上に喉が渇きます。そのため水分を大量に摂取することになり、さらに尿の量が増えるという悪循環を招いてしまいます。

ちなみに血液中の糖分が高い状態のままですと、高い浸透圧によって細胞が水分不足になってしまい、体のあちこちの細胞にダメージを与えてしまいます。糖尿病の合併症は、基本的にこの細胞のダメージによって引き起こされるものです。

体重が減少する

糖尿病はクッシング症候群のような例外を除けば、インシュリンの不足もしくはインシュリンの効きが悪くなることで引き起こされます。

実はインシュリンの働きは体の細胞に糖分を取り込むことで、その結果として血糖値が下がるのです。実際、糖尿病のインシュリン療法における副作用は肥満で、これはインシュリンを投与することによって糖分が体内にため込まれやすくなってしまうのが原因です。

そのインシュリンが足りない、もしくは効果が薄れているとなれば、細胞が糖分をうまく取り込むことができません。細胞に行き渡るはずの糖分が血液中に残ってしまうことで血糖値が上昇するというのが、糖尿病のメカニズムなのです。

体重が減少する

細胞に行き渡らなかった糖分は体外に排出されてしまいます。

本来ならば全身に行き渡るはずの糖分が行き渡っていないのですから、体重が減少してしまいます。この体重減少ですが、不自然に起きるのが特徴です。それまで肥満の傾向があった人がいくら食べても太らないどころか痩せてくるようになったら、要注意といっていいでしょう。

全身の倦怠感や眠気

上にも書きましたが、糖尿病によるインシュリンの不足によって細胞に十分な糖分が行き渡らなくなります。

糖分は細胞内で消費されてエネルギーになるのですが、このエネルギーの元がないのですからちょっとしたことで「ガス欠」になってしまいます。ガソリンがなくなった車みたいなものです。

全身の倦怠感や眠気

細胞がガス欠を起こせば、当然のことながら疲労を感じてしまいます。

これまでと同じことをしていても妙に疲れたり、休日はひたすら睡眠を取らないと持ちこたえられなくなったり、移動中の電車内でしょっちゅう眠ってしまったり。いずれも細胞内の糖分が足りないために起きる「ガス欠」が原因なのです。最近、妙に疲れやすくなってきたと思ったら、注意が必要です。

上にも書きましたが、糖尿病の本当の怖さは合併症にあります。こうした初期症状を放置しておくと、必ずといっていいほど合併症を引き起こします。上記の症状を自覚したら、早急に病院で治療を受けましょう。

糖尿病の本当の怖さは合併症にあります

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