深夜に食事すると摂食障害?急激な肥満にメタボや老化まで起こす夜食症候群
79views

深夜に食事すると摂食障害?急激な肥満にメタボや老化まで起こす夜食症候群

忙しいから、眠れないから、あるいはなんとなくむしゃくしゃして深夜の食事が習慣になっていませんか。深夜に食事すると太りやすいだけではなく、夜食症候群という病気になるリスクがあります。この夜食症候群、場合によっては命を脅かす怖い精神疾患なのです。

深夜の食事って摂食障害!?

深夜に食事すると太ることはわかっていても、どうしても仕事や子どもの世話などで遅くなってしまったり、夕食時にお腹がすかず、食事が夜間にずれ込んでしまうことがあります。

たまにならまだいいのですが、深夜の食事の習慣は精神疾患の摂食障害のひとつで「夜食症候群」といいます。

そんなことない、忙しいだけです、と思いますか?

深夜の食事って摂食障害!?

夜食症候群が摂食障害である理由

夜食症候群の患者は、一種の過食症です。

通常の人が眠っている夜間にむしょうに食べたくなり、むちゃ食いしてしまいます。夜だけで1日の摂取カロリーの25~50%も摂ってしまいます。せっかく眠ってもお腹がすいて起きてしまい食べてしまいます。朝食や昼食時にはあまり食欲がありません。

多忙で仕事のストレスのかかる30~40代の男性に多いのですが、近年では女性にも増えています。

夜食症候群が摂食障害である理由

深夜の食事が太る理由

深夜に食事すると太るのは何故でしょうか。

食事をすると、脂肪細胞からレプチンという物質が出て、「もうお腹いっぱい」のサインを出したり、摂取したカロリーを使う代謝を命令します。夜間の食事はこのレプチンがうまくはたらかなくなるのです。更に、夜間の食事が習慣になると普段のレプチンのはたらきまで低下してしまいます。

こうなると食欲は止まらず、代謝は悪くなる肥満へ向かう負のスパイラルです。

深夜の食事が太る理由

夜食症候群は太るだけでは済まない…

夜食症候群の悪影響は体型だけではありません。

深夜の食事は身体の糖化を起こし、健康面でも美容面でも急激な老化を招きます。深夜に食事すると、睡眠ホルモンのメラトニンの分泌が下がるため睡眠を中断させたり、睡眠の質が落ちます。

睡眠の質が落ちると、病気にかかりやすくなったり、治りにくくなったり、疲労の回復が遅れます。特に死の四重奏と呼ばれるメタボリックシンドロームとの関連が深く、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞や糖尿病などの重篤な病気を呼び込みます。

夜食症候群は太るだけでは済まない…

どうして深夜に食事をすると摂食障害になるの?

ストレスが多い人が深夜に食事をすると、不足していた幸福ホルモンのセロトニンが一時的に放出されるため癖になりやすくなります。
深夜の食事が続くと夜眠れず、朝食べられなくなるためあっという間に習慣づいてしまいます。

どうして深夜に食事をすると摂食障害になるの?

夜食症候群にならないためには

多忙な人やストレスが多い人はどうしても夜食症候群にかかりやすくなります。予防法や改善法はないものでしょうか。

まずは意識して深夜に食べないことです。といってもがまんは続きません。まずは深夜に食べていた分を夕方や朝に回しましょう。夕食の時間がない場合は、夕方軽食を取ってある程度空腹を満たしておくことをお勧めします。

また、夜食症候群では栄養が手っ取り早くセロトニンを出す炭水化物に偏りがちです。どうしても深夜にラーメンやお茶漬け、菓子パンなどがむしょうに食べたくなったらせめてゆで卵や豆腐などの血糖値を急上昇させずたんぱく質が豊富な食べ物に切り替えましょう。

夜食症候群になってしまって自分でコントロールができなくなった場合は認知療法や薬物療法も効き目があることもあります。その場合の診療科は精神科か心療内科です。

PR