性分化疾患は多様で出生時には性器の形で男女を決めることも!
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性分化疾患は多様で出生時には性器の形で男女を決めることも!

性分化疾患は多様で3種類あります。両方の性腺があったり、女性器を持っている場合や両方の性器がある場合があります。出生時に男女を決めたにも関わらず、性的成長時には、男として生きていくのか、女として生きるのか選択していかなければなりません。出生時に性別を決め、両親が出生届けを出さなければなりません。

性分化疾患とは

性器の形で性別を決めます

性器の形で性別を決めます

性分化疾患とは、先天性の疾患であり、生まれつき染色体や生殖器が典型的でない場合のことを言います。

出生した時の健康検査で性器の形が違うことや、性器の異常や発育不良などの症状があります。出生の時の外生殖器の形に合わせて、男であるか女であるかの戸籍上の性別を決めます。またその性別に合わせて、将来、外生殖器の形成手術も行われます。

男性仮性半陰陽

男性仮性半陰陽

46,XY DSDで両方の性腺が精巣にあり、女性の性器を持っています。

女性仮性半陰陽

卵巣精巣性性分化異常症

真性半陰陽

卵巣と精巣があります。両方の性器を持っています。

性分化疾患は多様です

性分化疾患は多様で、出生時の外性器の形によって戸籍が決められていきますが、出生時には、検査しなければ見た目だけでは全く判断できない場合もあります。

性分化疾患には3種類あり、いずれも性別が決まる染色体の異常によって引き起こります。また緊急の手術が必要で命に関わる場合もあれば、成長していくうちに、自分がこれまで考えていなかった性の変化に驚き悩む場面も出てくる可能性があります。

成熟期には深刻な悩みが出てきます

成熟期には深刻な悩みが出てきます

性分化疾患は多様でそのほとんどが生まれてきてから思春期前まで、女の子として家庭で育てられる場合が多くあります。

しかし思春期になると、男性器を持っていたり、両方の性器を持っていた場合、男性器の成熟が現れ始め、男なのか女なのか、自分は奇特な存在なのかと深刻に悩んでしまうことも出てくるかもしれません。家族の方の心の支えも必要になってくることでしょう。

治療法とは

ホルモン検査が行われる場合も

治療には、染色体を検査したり、ホルモンの検査を行い、男か女かどちらの性に属しているのかを調べていきます。外生殖器の形で、戸籍上の性が決められます。

また性腺の摘出や生殖期の形成手術を行っています。思春期や青年期に手術が行われる場合は、本人がどちらの性で生きていきたいかの気持ちも優先して、手術を決めて行ったほうがよいでしょう。

当事者にとっては精神的に辛い問題です

当事者にとっては精神的に辛い問題です

女性として生きていく場合には、将来性交渉をするための外性器を形成していかなければなりません。男性として生きていく場合には、女性器を目立たないようにする手術が行われる場合もあります。

また性分化疾患者の場合、精巣などがガンになるおそれもあるため、精巣を手術で切り取らなければならないこともあります。

恋愛問題はより深刻になります

恋愛問題はより深刻になります

将来、恋人が出来た時、自分の好きな人に自分の身体の秘密について打ち明けなければならない時が来ます。打ち明けて相手が去っていくこともあれば、理解のある恋人であれば、結婚することもあるでしょう。

また恋愛期間中にもし自分の身体のことを相手に伝えたら、相手が去って行ってしまうかもしれないという深刻な悩みも出てくるかもしれません。

成長期に気づく場合も

成長期に気づく場合も

ほとんどが出生時に医師が気づき、性分化異常であることが解るのですが、場合によってそれが解らず、成長段階で初めて親が気づく場合もあります。

異変に気がついたら、すぐに病院で診てもらいましょう。小児科や産婦人科、泌尿器科の専門医に診てもらう必要もあります。最終的な性についても本人を交えながら医師と相談して決めていかなければならないでしょう。

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