デング熱の症状と治療法【これからの季節は特に注意!】
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デング熱の症状と治療法【これからの季節は特に注意!】

暖かくなるこれからの季節に注意したい、デング熱の症状と治療法について紹介します。デング熱は主に海外で流行する病気ですが、海外で感染し日本で発症することによって日本で感染が拡がるケースもあります。では、デング熱に感染した場合どのような症状が表れるのでしょうか?

デング熱ってどんな病気?

デング熱の症状

デング熱は、主に海外の熱帯・亜熱帯地方で発症することが多い感染症です。これらの地方では、年間に約1億人もの人がデング熱に感染しています。

日本ではあまり知られていない感染症ですが、世界では多くの人が感染しているのです。日本でも、海外渡航によりデング熱に感染した人が年間で100人から200人程度確認されています。デング熱に掛かりやすいとされる年代は20代で、次いで30代や40代が感染しやすいそうです。

デング熱は、デングウイルスに感染することによって発症します。デングウイルスが人から人に感染することは無く、主な感染ルートは蚊となっています。デングウイルスに感染した人の血を吸った蚊に刺されることで感染します。

そのため、蚊が多くなる初夏から秋にかけての時期は特に感染に注意しなければなりません。では、デング熱の症状と治療法を見ていきましょう。

デング熱の症状

デング熱の症状として特徴的なのが、高熱です。デングウイルスに感染してから、2日から10日間の潜伏期間を経て突然高熱の症状が表れます。高熱が出ることにより、疲労感や倦怠感が伴います。発熱後3日目から5日目には発疹の症状が表れるケースもあるようです。発疹が見られる主な部位は、顔・腕・足・胸・背中です。

高熱以外にも、頭痛・骨痛・筋肉痛・腰痛・腹痛など様々な痛みが伴います。デング熱の痛みは、骨が痛むのが特徴です。また、吐き気・嘔吐・食欲不振・リンパ節の腫れも見られます。死に至ることはありませんが、このように様々な辛い症状が表れます。しかし、このような症状は基本的には1週間程度で治まります。

ただし、デング熱が重症化してデング出血熱を発症した場合、死に至る危険性もあります。致死率は1%と高くはないものの、命を落とす危険性のある病気ということは頭に入れておきましょう。

デング出血熱の場合、高熱が治まった頃に出血の症状が表れ始めます。主な症状は体内で血管から血漿が漏れ出す他に、血便・下血・吐血・鼻血・歯茎からの出血などがあります。出血によりショック症状を起こすことも考えられます。

デング熱の治療法と予防

現在、デング熱に対する治療薬はありません。そのため、デング熱に感染した場合は点滴による水分補給や解熱剤が使用されます。このような対処療法を行い、症状が治まるまで安静に過ごすしかありません。

これまで、デング熱の症状と治療法について紹介しました。デング熱は高熱を始めとする辛い症状が表れるものの、それを治療する薬がありません。そのため、デングウイルスに感染しないよう予防に努めることが大切です。海外に渡航する人はもちろんですが、日本国内でも感染予防に努めましょう。

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前述したようにデングウイルスは蚊に刺されることによって感染します。そのため、蚊に刺されないように予防することがデングウイルス感染の予防にもなります。

具体的には、長袖長ズボンを着用する、蚊取り線香や虫よけスプレーの使用などが効果的です。デングウイルスを運ぶと言われているネッタイシマカは、朝方と日没前に特に注意が必要です。

万が一、海外滞在中や海外から帰国して数日の間に発熱したら、デング熱を疑いましょう。この場合、早急に病院へ行き、海外渡航歴を伝えることが大切です。

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