治療後の注意点に気をつければ安心安全!アイソトープ治療と副作用
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治療後の注意点に気をつければ安心安全!アイソトープ治療と副作用

アイソトープ治療と副作用について紹介します。この治療はバセドウ病で主に行われる治療法です。カプセルを服用して甲状腺の細胞を減らし甲状腺ホルモンの分泌量を減らすのが目的です。副作用として橋下病のリスクが増加したり、目に症状がでることがあります。ステロイド剤の使用で目の副作用は減らすことができます。

アイソトープ治療と副作用

甲状腺の病気であるバセドウ病にアイソトープの治療が有効だとわかったのは1940年代のことです。

手術に比べて安心な治療法ですが、一方では副作用が心配されています。今回はアイソトープ治療の安全性と副作用について紹介します。

アイソトープ治療ってどんな治療?

アイソトープ治療ってどんな治療?

spills pills pills / oliver.dodd https://www.flickr.com/photos/oliverdodd/3831365675/

アイソトープは放射性ヨウ素治療と呼ばれ、体を傷つけることなく、甲状腺の細胞数を減らし過剰に分泌する甲状腺ホルモンの量を減らし適正な状態にするという治療方法です。

方法はとても簡単で放射性ヨウ素を入ったカプセルを服用するという方法です。手術に比べて痛みや体に傷をつけることがないとう特徴があります。ただし、効果がでるまでに2ヶ月から半年ほどかかるため即効性の高い治療とは言えません。

それでも、アイソトープ治療は多くのバセドウ病の人に適した治療であり、現在は8割以上の患者がアイソトープの治療を受けています。

アイソトープは誰でも受けられる?

アイソトープは誰でも受けられる?

アイソトープはバセドウ病の人に広く行われている方法ですが、適用には条件があります。

まずは、患者本人がアイソトープ治療に意欲があること、心臓病や肝臓病などの病気がない場合、そして抗甲状腺薬だけで十分に甲状腺ホルモンの分泌をコントロールできない人です。これらの条件を満たすことでアイソトープを受けることができます。

とくに心臓や肝臓が健康であることは大切な条件です。また、妊婦や1年未満に妊娠を希望している人もアイソトープ治療には向きません。

アイソトープの効果と副作用

アイソトープの効果と副作用

Tired. / lethaargic https://www.flickr.com/photos/lethaargic/4329512537/

アイソトープは体への負担が比較的少ない治療法ですが、一方で効果が一定でないというデメリットもあります。また、甲状腺ホルモンの分泌が低下してしまう甲状腺機能低下症などになってしまうおそれもあります。ただし、甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモン剤の投薬によってコントロールしやすいということもあり、そのリスクを考えても、治療を行った方がよいうという意見が一般的です。また、アイソトープの副作用としてまれに目に症状がでる場合があります。アイソトープ服用後にバセドウ病の症状であるまぶたが腫れたり、物が二重に見えるなどの症状が悪化する場合があるのです。この治療や予防にステロイド剤を服用することもあります。また甲状腺がん術後や転移のアイソトープ治療の場合には、バセドウ病の治療の場合より多くの放射性ヨウ素を使用します。

アイソトープ治療後の注意

アイソトープ治療後の注意

アイソトープ治療では一時的に多くのヨウ素を服用します。

その結果、汗や唾液などの分泌液にアイソトープが含まれることになるため、入浴は一番最後にし、キスや性行為など他の人と体液の交換や体液に触れさせることがないように注意が必要です。

すみやかに安全にアイソトープを排泄するためにアイソトープ治療をうけてから3日くらいは多めに水分摂取を行って、積極的に排泄させることに努めましょう。他の人との接触時や体液が触れること以外には普段と同じ生活をすることができます。

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