アジア人はなりやすい?!睡眠時無呼吸症候群の治療その方法とは?
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アジア人はなりやすい?!睡眠時無呼吸症候群の治療その方法とは?

睡眠時無呼吸症候群の治療には減量をして睡眠中に気道を塞ぐ脂肪を減らす方法やスリープスプリント療法や持続陽圧呼吸療法などの器具を用いて行う方法があります。また、短期間で効果が得られる外科的な手術もあります。心臓病や糖尿病などの合併症になるリスクがとても高いため早期に治療を開始することが必要です。

睡眠時無呼吸症候群の治療

睡眠時無呼吸症候群の治療無呼吸症候群(SAS)は睡眠時に呼吸が停止したり、呼吸数が低下する症状です。呼吸が制限されるために十分な睡眠をとることができずに、日中の心身の活動が低下します。肥満体型によって発症リスクが高くなることで知られていますが、肥満体型でなくともアジア人の場合には骨格的な問題から無呼吸症候群(SAS)になりやすいことがわかっています。無呼吸症候群(SAS)の治療は重症化するほど時間がかかるため、できるだけ早期の治療開始が望まれます。診療は睡眠外来や耳鼻咽喉科、呼吸器科などで行われます。確定診断のためには睡眠ポリソムノグラフィ検査が必要ですが、典型的な場合には簡易の検査でも無呼吸症候群(SAS)と診断されます。この無呼吸症候群(SAS)の治療方法にはいくつはあり、減量療法や器具を使う方法などいろいろあります。具体的な方法とその特徴を紹介します。

減量療法

減量療法無呼吸症候群の中でも体脂肪によって呼吸器が閉塞してしまう閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合には単純に体脂肪が減ることで症状が緩和することがわかっています。そのため、患者は食事や運動、内服薬などを用いて減量を行います。減量に時間がかかるため、症状が重症である場合には他の療法と合わせて行うこともあります。とくに、睡眠時無呼吸症候群を発症していると肥満の解消は難しくなります。その理由は肥満は睡眠時無呼吸症候群を誘発させる一方で、睡眠時無呼吸症候群による睡眠の質が低下が肥満を引き起こすという負のスパイラルになるためです。

スリープスプリント療法

同じく閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合でもその原因が体脂肪ではなく、顎が小さいという骨格の問題である場合にはスリープスプリント、俗にマウスピースと呼ばれる器具を使用します。この療法はマウスピースを使用して睡眠中の気道を確保することが目的です。マウスピースと合わせて、寝具や枕などを体に合ったものに変えたり、寝る姿勢を変えることも有効な方法です。

持続陽圧呼吸療法

減量療法やスリープスプリント療法では対処できない場合、あるいはそれらの療法とともに用いることができる治療法として持続陽圧呼吸療法があります。持続陽圧呼吸療法はCPAPと呼ばれる器具を使って加圧された空気を体内に送り込む治療法です。CPAPの器具には固定式とオート式の二つがあり、いずれも保険適用で月どき5千円程度て貸与されます。

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術

口蓋垂軟口蓋咽頭形成術閉塞性睡眠時無呼吸症候群の場合では外科的な手術によって症状をなくすこともあります。手術は口蓋垂や口蓋扁桃など口内の一部切除するというもので、これらを取り除いて気道を広げて確保することが主な目的です。手術によるSASの改善は短期間で症状の改善が見られることが利点です。

睡眠時無呼吸症候群は合併症にも注意!

睡眠時無呼吸症候群はそれ自体でも生活の質を低下させる原因になりますが、十分な睡眠が取れないことは高血圧、高脂血症、また、不整脈や虚血性心疾患など血圧や心臓の病気にかかりやすくなります。さらに睡眠が十分でないために神経やホルモンの分泌が不安定になるため脳血管障害、糖尿病、肥満など原因にもなります。睡眠時無呼吸症候群はこのような合併症が発症する前に治療することで早期の回復が期待されます。

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