骨折が早く治る?超音波治療の効果や方法は?
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骨折が早く治る?超音波治療の効果や方法は?

超音波治療は、近年多くの注目を集めている治療方法です。超音波治療を患部に当て続けることで、骨折治療を行うことが出来ます。超音波治療の効果は高く、従来の方法よりもより早く骨折を治療することが出来るとされています。その詳細を確認していきましょう。

超音波治療で骨折を早く治せるの?

人の耳には聞こえない周波数を発生している「超音波」人の耳には聞こえない周波数を発生している「超音波」。
近年、この超音波を医療活動に使用する動きが高まっています。その中でも特に注目を集めているのが超音波治療。超音波を患部に当てることで、骨折を早く正確に治療していくことが出来るとされています。

どのようなシーンで、どういった方法で超音波治療の効果は発揮されているのでしょうか?

どうやって治るの?超音波治療の仕組みとは?

超音波治療では、低出力超音波パルスという、非常に弱い超音波を患部に当てることで行います。10000分の2秒超音波を当てたら、10000分の8秒休止するという断続的なサイクルによって、患部の細胞を活性化させる効果を狙っています。細胞が刺激され、活発になることで、折れた骨の癒合を促すというわけですね。

大リーグでも大活躍した野球選手の松井秀喜さんや、世界的なサッカープレイヤーのデビット・ベッカムさんなどが選択した治療方法としても有名です。

具体的にはどのくらい早く治るの?

具体的にはどのくらい早く治るの?超音波治療の開始は、早ければ早いほど効果が高いとされています。治癒までのスピードは、職場や学校などをはじめとした日常生活への復帰から、スポーツの再開などにも影響が出ますよね。治療期間が短くなることで、医療費を考えた場合の負担も減らすことが出来るでしょう。

過去、骨折後7日間以内に、骨折した患部に超音波治療を行ったところ、超音波治療を行っていないときと比較して、完治までの日数がなんと約4割も短くなったという統計があります。
実際に治癒にかかる時間は、骨折の部位や程度、個人の様々な体質によっても異なります。

自宅で?超音波治療は自分で毎日やる?

自宅で?超音波治療は自分で毎日やる?超音波治療は、患者本人が病院から借りた医療機器を使用して、自宅で行う治療方法です。実際に機械を動かして、適切な処置をするのは患者本人ということになりますね。超音波治療に使用する機器類は、決して危険なものではありませんが、本人が正しい使い方を理解して、慎重にきちんと対処できるようにしておかなくてはいけません。

基本的には毎日1回20分間で、治療器を患部に当てるだけです。実際に患部に当てられている超音波は断続的なものですが、それはすべて機械が自動でやってくれるので安心です。痛みや違和感もありません。

もちろん、専門の医療機関で行う超音波治療もあります。その場合の対処方法等は、同じく医師の指示に従うようにしてくださいね。

いつでも使用可能?超音波治療を用いる骨折とは?

いつでも使用可能?超音波治療を用いる骨折とは?超音波治療が用いられる骨折は、一般的に「治りにくい」と判断される骨折です。骨折の中でも、特に治癒にかかる期間が長引くもののことを、「難治化」と言います。ここにカテゴライズされる骨折では、超音波治療を行うことが多いと言えるでしょう。
筋肉や靭帯に傷がついている場合や、骨折部分のずれが大きい場合などは代表例ですね。身体の奥深くにある、大腿骨頸部骨折などであっても、超音波が深くまで届くため、有効であると言われています。

ただし、現在先進医療として認められているのは、上肢、下肢の骨折で、手術によって治療を行った骨折のみです。粉砕骨折と開放骨折は、2008年に先進医療から外れ、保険治療として認められました。
治療における費用の問題も、今後は課題となるでしょう。

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