過食症の症状は嘔吐や下剤の服用!原因は食への嫌悪感?脳機能の低下?
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過食症の症状は嘔吐や下剤の服用!原因は食への嫌悪感?脳機能の低下?

摂食障害の1つである過食症の症状には典型的ものがあります。それは食事に否定的な感情を抱いていること、食べたあとに嘔吐したり下剤を服用するということです。過食症と単なる大食いにはこれらの点で大きく違います。過食症は病気ですが、大食いは健康な状態です。

これって過食症の症状?それとも大食いなだけ?

これって過食症の症状?

食事は人間が生きていく上で基本的な行為です。なぜなら人は食事をしないと生きて行けませんし、適切に食事ができないと病気の原因になるからです。
しかし、なかには摂食障害という病気のために食事が適切に摂取できない人がいます。このような摂食障害の中でも、たくさん量を食べる傾向にあるタイプを過食症といいます。

過食症の典型的な行動

過食症の人は、食べたあとに後悔したり、憂鬱な気持ちになるほか、食べ物を吐いたり、下剤を飲むなどの行動をします。また、人前や家族の前で食べることができずに1人で隠れて食べるという症状も典型的なものです。

大食いの選手は過食症なの?

テレビなどで行われている大食い選手権は制限時間内にどれだけ多くの量を食べることができるのか競う競技です。このような大会に出場する選手のなかには過食症などの摂食障害を患っている場合もありますが、すべての大食い選手が摂食障害でありません。
むしろ、大食いをしているほとんどの人は健康です。
そのため、たくさん食べる大食い選手と過食症はまったく違います。

過食症と大食いの違い

過食症と大食いはたくさん食べるという共通点がありますが、違うところも多くあります。

過食症は食事に否定的な感情を抱いている

過食症は食事に否定的な感情を抱いている

1つは食べることに対する罪悪感です。
過食症の人は食べるという行為そのものに嫌悪感を感じたり、食べることに罪悪感を感じます。人が生きていく上で欠かせない行為について嫌悪感を持っていること自体おかしなことなのですが、そのような根本的な部分からも過食症の問題の難しさが窺えます。
対して、単純に大食いである人の場合は食べることに対して否定的な感情を持っていません。例えば、たくさん食べるために経済的な負担が大きくなるといった二次的、副次的な問題に直面することはあっても食べること自体は肯定しています。

過食症は満足するまで食べコントロールできない

もう1つは食べることをある程度コントロールできるということです。過食症の人は食べ始めると満足するまで食べることを止めることができません。しかし、大食いの人は適当なときに食べることを止めることができます。競技などで大食いしている人で時間制限を超えたのに食べ続ける人は、そのような人は競技に出ることも難しいでしょう。

過食症は心の病気?脳の病気?

過食症は心の病気?脳の病気?

摂食障害である過食症の原因として心の病気か脳の病気か、という問題は非常に大きな問題です。また、これに対する明確な答えは医学的もでていないのが実情です。

過食症の原因はストレス?

過食症の原因としてよく挙げられるのはストレスです。とくに人間関係や社会的な生活(例えば、学業や就労などで成果を出すなど)においてストレスを抱えている場合にその代償行為として過食するという場合です。食べる方法以外にストレスを解消する方法がない場合などに悪化しやすいと言われています。
しかし、ストレスの原因が取り除かれても定期的に過食を繰り返す人もいます。このような場合もあるのでストレスだけで過食症の原因ではないとも言われてます。

脳の機能低下による過食症

最近では過食という行為と睡眠の関係が以前よりも明らかになってきました。その結果、人は睡眠時間が短いときや睡眠の質が低下したときに食欲が増したり、食事量が増えることがわかりました。
これは睡眠を十分にとれないことで脳の機能が低下したり、神経やホルモン分泌など脳の作用が損なわれることで食事量が増えることを意味しています。そのため、過食症の人の中には遺伝的や体質的、あるいは習慣的に脳の機能が低下している可能性があることが指摘されています。

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