X線写真で胸に策状陰影があると指摘されて不安!病気の可能性は?
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X線写真で胸に策状陰影があると指摘されて不安!病気の可能性は?

健康診断の胸部X線写真で策状陰影を指摘されたら。策状陰影とはどんな肺の影なのか、線状陰影との違いやよくある策状陰影の原因をまとめました。ほとんどの策状陰影は病気ではありませんが、まれに怖い病気が潜んでいることもあります。策状陰影から考えられる3つの病気をご紹介します。

「胸に影がありますね」

「胸に影がありますね」

Pleural based thymoma – Case 282 / Pulmonary Pathology https://www.flickr.com/photos/pulmonary_pathology/12074890876/

定期健診などの健康診断で、胸に影があると言われると大変驚き狼狽するものです。

「策状陰影ですね、要経過観察です。」さくじょういんえい?胸に影があるというと肺炎や肺がんなど重篤な病気を想像しがちです。しかし、策状陰影の場合は経過観察や要精密検査などを指示されることが多く、素人としてはどうしてよいのか迷います。

胸のX線写真で策状陰影を指摘されたらどんな病気が考えられ、私たちはどのように対処したらよいのでしょうか。

線状陰影とは

線状陰影とは、肺のレントゲン写真に写る2mm以下の線のような細い影のことです。肺炎などの肺の炎症の治りかけや、健康な人でも見られることがあります。

策状陰影とは

線状陰影より太い2mm以上の影をさします。やはり、線状陰影と同様、肺の炎症の治療痕であることがほとんどです。

策状陰影は病気のシグナルなの?

策状陰影は病気のシグナルなの?

肺のレントゲンの策状陰影の多くは、肺炎などが治癒した痕です。

傷跡のようなもので、現在病気があるわけではありませんし、将来何か悪さをすることもありません。策状陰影だけなら健診や診察でときどきチェックしながら放っておいてもなんら問題はありません。

どうして?肺炎の経験がないのに策状陰影

策状陰影の多くは肺炎が治療痕ですが、肺炎の経験がないのに策状陰影があるとどうしてなのか心配になってしまいます。風邪をこじらせたりして、知らず知らずのうちに肺に炎症を起こしていてそれが治癒している場合にも策状陰影は現れます。

じゃあ、策状陰影は絶対問題がないの?

それでは、健康診断で策状陰影を指摘されても全く心配する必要はないのでしょうか。ほとんどの場合は心配はありませんが、策状陰影が現れる病気もあります。

気管支拡張症

気管支拡張症

策状陰影で最も注意が必要な病気は気管支拡張症です。気管支拡張症とは、本来狭まるべき気管支が拡がってしまう病気です。男性より女性に多く見られます。

この病気になると、肺の自浄作用が落ち細菌やウイルスに感染しやすくなります。したがって原因不明の咳や痰、発熱などに苦しめられることが多くなります。

生命予後に問題があることはほとんどありませんが、かなりの苦痛を伴い、治療が必要です。症状に心当たりがある場合は、一度呼吸器科で診察してもらいましょう。

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