心筋梗塞の場合も!?左背中が痛い症状のある病気と診療科の選び方
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心筋梗塞の場合も!?左背中が痛い症状のある病気と診療科の選び方

左背中が痛い原因は筋肉痛や肉離れだけとは限りません。背中の痛みの原因は大きく骨や筋肉の異常と、内臓の病気に分かれます。迷いがちな初診の診療科の選び方や、左背中の痛みのある主な病気と特徴的な症状などをまとめました。

背中の痛みは大きく2つに分類できます

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左背中が痛いといっても、動けないほどの激しい痛みから、治りにくい鈍い痛みまでさまざまな痛みがあります。

気になる左背中の痛みですが、大きく整形外科範囲の痛みと、内科の範囲の痛みの2つに分類できます。言い換えると筋肉や骨などの異常から来る痛みと、内臓の異常から来る痛みに分かれるということです。

左背中の痛みは何科を受診すればいいの?

背中の痛みで病院を受診するときの診療科の選び方は難しいものです。簡単なチェックリストをご用意いたしました。

ぶつけた、ひねった、激しい運動をしたなどの自覚がある場合→整形外科へ

動かすと痛みが増し、安静にしているときは痛まない場合→整形外科へ

腹痛や胸の痛み、咳、息切れなど他の症状もある場合→内科へ

安静にしていても痛みが治まらない場合→内科へ

発疹、できものなど皮膚に異常が出ている場合→皮膚科へ

ただし、背中の痛みは病院にかかってもなかなか原因が特定できない場合もあります。また、病変のある内臓をかばって筋肉まで痛みが出ている場合もありますので、見分けが難しいものです。

とりあえず、初診の場合は上記の診療科にかかることをお勧めします。病院によっては「総合診療科」といって、診療科の分類がわからない病気の初診をしてくれる科もあります。

左背中の痛みでよくある原因

筋肉の炎症

 筋肉の炎症

筋肉痛や肉離れなどで左背中が痛いというのが、最もよくある原因ではないでしょうか。特に右利きの方はゴルフやテニスなどの回転を伴うスポーツで背中の左側を痛めてしまうことが多いです。無理なストレッチやヨガなども原因となります。

骨の異常

子どもの脊柱側弯症や、高齢者の骨粗鬆症などの背骨の病気から左背中の痛みにつながることもあります。

また、激しくぶつけたり転倒したりして胸椎や肋骨にヒビが入った場合、胸ではなく背中が痛むことも多いのです。

心臓や大動脈の病気

心臓や大動脈の病気

狭心症や心筋梗塞などの心臓病では多くは胸に激痛が起こります。しかし、胸だけではなく背中まで痛む方や、左背中が痛い症状しかない方も少なくありません。痛みが出やすい位置は背中の上部です。

放っておくと命に関わることもあります。

動悸が激しい場合や息切れや吐き気を伴う急な背中の痛みがある場合は直ちに循環器内科を受診しましょう。

胃などの消化器系の病気

内臓から来る左背中の痛みで頻度の高い原因は胃潰瘍です。

胃潰瘍の他に、膵炎や食道炎、十二指腸潰瘍などでも背中の痛みは起こります。見分け方としては、食事に関連して痛みが増したり、引いたりする場合に注意が必要です。

食後に左背中が痛いが空腹時には引く、逆に空腹時に痛むが食事をすると落ち着くなどの自覚症状がある場合は消化器内科か内科に相談することをおすすめします。

腎臓の病気

腎臓の病気

腎盂炎や尿管結石などの腎臓の病気も、左背中の痛みにつながることがあります。腎臓は左右に2つある臓器ですが、片方に異常がある場合も少なくありません。腎臓からきている場合は脇腹や腰に近い部分が傷みます。

多くは尿の異常を伴います。血尿や尿たんぱく、トイレが急に近くなったり、逆におしっこが出なくなったりする場合は、腎臓内科か内科を受診しましょう。

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