細菌性肺炎とはなにが原因?予防は?ただの風邪を見分けられるの?
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細菌性肺炎とはなにが原因?予防は?ただの風邪を見分けられるの?

細菌性肺炎とは、どんな原因菌で感染してしまうのでしょうか? 予防することはできないのでしょうか? 自分がかかった時にただの風邪を見分けがつくものなのでしょうか? 肺炎は風邪をこじらせたものでしょう、と風邪の酷い版としての認識しかないかもしれませんが、じつはこんな病気です。

「肺炎」と一口に言うことが多いでしょうが、じつは原因となるものの種類によって細菌性肺炎、非定型肺炎、ウイルス性肺炎の3つに分けられます。

そのうち今回は、細菌性肺炎とはどんな肺炎なのかについて紹介します。

細菌性肺炎とはどんな肺炎?

原因菌はだれ?

細菌性肺炎は、口や鼻、のどなどに存在する一般の細菌が原因となることが多いです。

また、保菌者や動物から感染したり、空気中から細菌を吸い込むことでも感染することがあります。また気管支や肺の粘膜が弱っている時にそこに細菌が付着して肺炎を起こすことがあります。

風邪をこじらせて…とはこの意味で使われていると言えます。

原因菌はだれ?
細菌の種類の代表格としては肺炎球菌で、他にインフルエンザ菌や黄色ブドウ球菌などがあります。

他の2つのタイプも合わせて紹介しますと、非定型肺炎の場合は最近よく耳にするようになったマイコプラズマやクラミジアといった一般の細菌とは違うものが原因となります。

ウイルス性肺炎はインフルエンザや麻疹、水痘といった様々なウイルスが原因となります。また、複数の菌に感染することも。

ウイルス性肺炎はインフルエンザや麻疹、水痘といった様々なウイルスが原因となります

病院あるある

しかしながら、病院を受診しても何の菌が原因なのかは特定されることなく薬が処方されるケースは少なくありません。ドクターに質問をする勇気もなくて、こんなことで少し不安を覚えたことがある方もいるかもしれませんね。

また、似たような症状で別の病院にかかったことがある人は、病院によって検査や治療薬などの対応が違ったという経験があるかもしれません。

実は細菌性肺炎の原因菌を特定するには、いろんな種類があるので時間が必要です。検査のために治療が遅れるのでは困るので病原菌は特定せずに治療をスタートするケースもあるのです。

病院あるある

ただの風邪と見分けられる?

肺炎の持つイメージとして、風邪をこじらしたようなひどい症状という印象をお持ちかもしれませんね。

肺炎は、肺に炎症が生じるために呼吸が苦しく、咳や痰もひどい症状が出ます。また、38度以上の高熱が続きます。期間としては、そのような強い症状が5日以上続くとただの風邪ではありません。

ただし、肺炎の重症度は、原因菌が持つ力と患者が持つ抵抗力のバランス次第で症状の強さが異なりますので注意が必要です。

ただの風邪と見分けられる?

治療中に注意したいこと

病院で診断する時には聴診器を使って胸の雑音を聞き、胸部レントゲンを撮ります。肺炎の場合にはレントゲンに真っ白な影が写るのです。

加えて、原因菌を特定するために血液検査などが行われることもあります。もちろん、原因も違えば治療薬も異なってきます。治療は、たっぷりの水分補給と安静が必要です。

治療薬で症状の改善が見られない場合には重症化をさけるため早めに医師に相談しましょう。症状がまたぶり返すこともあるので、改善したからといって自己判断で処方薬を中止することなく、指示通り服用しましょう。

治療中に注意したいこと

予防できるか?

できれば予防したいところですが、どのような方法があるでしょうか。

インフルエンザや肺炎球菌にはワクチンがありますので、予防や重症化を防ぐといった意味で接種すると良いでしょう。子どもには小児用肺炎球菌ワクチンもありますし、特に抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は接種がすすめられています。

やはり、予防の基本はうがい、手洗い、マスクの着用といったインフルエンザや風邪予防と同じ基本的なことですがこれがとても大切になってきますのでぜひ覚えておきましょう。

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