HIVに感染する行為に対する正しい知識を持とう
140views

HIVに感染する行為に対する正しい知識を持とう

キスでうつる、コップの回し飲みでうつるなどHIV感染について間違った知識を持っている人はまだまだたくさんいます。どういった行為によってHIVは感染するのかHIV感染する行為としない行為を正しく理解しましょう。

HIVはいったいどのようにして人から人へ感染を繰り返しているのでしょうか

HIVとはエイズ発症の原因となるウイルスの一種です。

日本名ではヒト免疫不全ウイルスと呼ばれていてエイズウイルスと呼ばれることもあります。

HIVは感染することで、体内の免疫機能が低下し細菌や病原菌に対する抵抗力が低下、癌の発生率も上昇する恐ろしいウイルスです。

そんなHIVはいったいどのようにして人から人へ感染を繰り返しているのでしょうか?

HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の特徴

HIVは人の体液の中に存在しているウイルスです。

体液といっても、唾液や汗、涙などには存在しておらず“血液”と“精液”“膣内の分泌液”にのみ存在しています。HIV感染した体液が、何らかの方法で非感染者に侵入することで感染が確立します。

しかし、HIVが持つ感染力はとても弱く酸素に触れただけで感染力を失ってしまいます。

つまり日常生活における感染のリスクは極めて低く、皮膚や肌などの傷口への血液の付着や傷口同士の接触における感染はありません。

こんな場合は感染しません!

HIVは飛沫感染や表面的な接触による感染は確認されていないため下記のような行為では感染しません。

・握手やキス
・食器の共有
・便座の共有
・お風呂やプール
・コップやペットボトルの回し飲み
・つり革や手すりの共有
・同じ蚊に続けて刺される

性行為による感染

日本国内でHIV感染する行為としては一番多く90%以上が性行為による感染

現在の日本国内でHIV感染する行為としては一番多く90%以上が性行為による感染とされています。

男女どちらかがHIV感染者である場合、女性と男性が性行為を行うことで女性ならば膣内の粘膜、男性ならば性器の粘膜から侵入します。

体内や性器にある粘膜は傷つきやすくウイルスの侵入を容易に許してしまいます。また、未挿入であってもオーラルセックスによる感染もごく稀ですがみられるようです。

また異性同士の性行為だけではなく、男性同士の性行為によって性器や肛門内の粘膜に傷がつき感染するケースも多いとされています。

性行為による感染を予防するには、行為時に男性用避妊具(コンドーム)の装着を必ず行うことです。コンドームの装着によって感染の確立を大幅に減少させることができます。

血液による感染

HIV感染する行為の中で確率が一番高いのは血液感染です。
血液感染とは文字通り、HIV感染者の血液が非感染者の体内に侵入することで感染します。

血液感染の原因とされる行為は

・輸血
・注射器や注射針の使いまわし

です。

現在の日本では、輸血に使用される血液は赤十字社によって厳重に検査されているため輸血による感染の可能性はほとんど無いといえます。

しかし、覚醒剤や麻薬などの注射器による回し打ちや医療現場における針の使いまわしなどが原因で感染する可能性が考えられます。

また非感染者の皮膚や肌にできた傷口に感染者の血液が付着しても感染はしません。HIVは基本的に空気に触れると感染力をなくしてしまいます。

母子感染

妊婦の母親がHIV感染者である場合、生まれてくる赤ちゃんにもHIV感染のリスクが高くなります

妊婦の母親がHIV感染者である場合、生まれてくる赤ちゃんにもHIV感染のリスクが高くなります。

感染率は感染に気付かず出産した場合で約30%と高く感じますが、HIV感染が発覚したうえで専門医や産婦人科医による対策を取りながら妊娠・出産を進めていくことで感染の可能性は1%以下まで抑えることができるといわれています。

具体的な対策としては、妊娠中の抗HIV薬の服用や帝王切開での出産、断乳(ミルクによる授乳)、胎児への抗HIV薬の投与などがあげられます。

 

PR