リオオリンピックは大丈夫?ジカ熱の予防が必要なのは妊婦だけではない!
47views

リオオリンピックは大丈夫?ジカ熱の予防が必要なのは妊婦だけではない!

ブラジルで問題となっているジカ熱。小頭症の一因となると騒がれていますが、予防すべきなのは妊婦さんだけではありません。ギラン・バレー症候群との関連も高く、ジカ熱の予防は全ての人が取り組まなくてはならない問題なのです。今できるジカ熱の予防方法をお知らせいたします。

ニュースで話題のジカ熱、何が怖いの?

オリンピックが開催されるリオがあるブラジルではジカ熱が猛威をふるう

ジカ熱は蚊を媒介にする感染症の一つです。
多くは無症状で、症状が出ても熱や丘疹が数日出る程度です。ジカ熱で重い症状になることはまずありえませんし、死者もいません。以前からこの病気は知られていましたが、軽症が多く人同士での感染はあまりないので問題にされていませんでした。
それでは、今どうしてジカ熱でこんなに世界のメディアが騒いでいるのでしょうか。

ジカ熱に気をつけなくてはならないのは妊婦だけ?

ジカ熱自体は怖い病気とはいえません。
しかし、ジカ熱は2つの病気との関連がありそうです。
1つは赤ちゃんの小頭症です。ジカ熱の流行した地域で小頭症の赤ちゃんが急増しています。羊水からジカウイルスが発見されるという物的証拠も出てきました。ジカ熱と関連ある小頭症の患児さんは胎児期に脳が破壊された痕があるそうです。
このニュースがヒートアップしたため、ジカ熱に気をつけるのは妊婦だけと思っている人もいるのですが、もう1つ関連しそうな病気があります。
それはギラン・バレー症候群です。ギラン・バレー症候群は運動神経が傷害される病気で、四肢に運動障害を起こしたり、重症の場合は死亡の原因になります。成人の四肢の麻痺の原因で2番目に多い病気です。
ジカ熱は妊婦だけが気をつけなくてはいけない病気ではなく、老若男女全員が気をつけるべき病気なのです。

ジカ熱のワクチン

ジカ熱には現在有効なワクチンはありません。
しかし、多くの研究機関がワクチンの開発を行なっているので、数年後にはジカウイルスワクチンが完成しているかもしれません。

それでは、ジカ熱の予防法はないの!?

ジカ熱の予防法は一にも二にも、蚊に刺されないことです。
特に流行地域では蚊に刺されてはいけません。

ジカ熱の流行地域

ジカ熱は小頭症の急増がニュースでとり上げられたブラジルをはじめ中南米での流行が有名ですが、アフリカや東南アジアでも感染が広がっています。
海外旅行をするときは、厚生労働省や国際感染症センターのサイトなどにアクセスして最新の流行状況を確認しましょう。
媒介が蚊なので、デング熱のように今後夏季に日本にも感染が拡大する可能性もあります。

長袖長ズボンでしっかり防護

ジカ熱対策にはジョガーパンツ

ジカ熱が流行しているときは屋外では長袖長ズボンなどで肌を覆いましょう。ときどき、服の上から蚊に刺されることもあります。それは生地と肌が密着していることが原因です。
蚊に刺されないためには、ピッタリと肌に張り付かず、かといって袖口や裾から進入できないよう絞っている服装がお勧め。流行のジョガーパンツは蚊対策にぴったりです。

お泊りはしっかりしたところで

海外で安宿に泊まると、エアコンがなかったり、網戸が破れていることがあります。
お泊りは蚊の対策をきちんとしているホテルを選んでください。不安なら蚊について問い合わせましょう。

虫除け剤が有効

ディートという成分が多く含まれている虫除け剤を選ぶとよく効きます

肌に直接塗る虫除け剤が有効です。
海外に出かけるときはディートという成分が多く含まれている虫除け剤を選ぶとよく効きます。

蚊以外にも感染源あり!?

ジカ熱のほとんどは蚊を媒介とした感染です。
それ以外の感染経路は妊婦さんの母子感染です。
しかし、海外では性感染や輸血による感染も報告されており、真偽は定かではありませんが人と人との感染の可能性もありますので、注意が必要です。

PR